
Notionがオススメな理由

最近広告とかでNotionっていうサービスを見かけるけどなんなの?
メモアプリっぽいことは知ってるんだけど、他のメモアプリとは何が違うの?

Notionはメモアプリといえばその通りなんだけど、単なるメモアプリには無い機能が豊富にあるよ
使ってみて感じたメリットを紹介するから、Notionをダウンロードするときの判断材料にしてね!
この記事のポイント
- Notionとは?
- メモアプリとしての完成度の高さ、使いやすさについて
- Notion特有のデータベース機能の使いやすさ、応用のしやすさについて
- Notion APIを使うと外部ツールと連携してデータ追加を自動化しやすい
Notionとは?
Notion公式サイト( https://www.notion.com)より
Notionとは一言で言えばメモアプリです。ですが、Notionはall-in-oneアプリと表現されることも多く、言葉通りあらゆる場面で使える万能な能力を持ったアプリでもあるんです。
Notionはall-in-oneアプリであるために他のアプリを置き換える力を持っており、他のアプリで管理していたものをNotionに集約することも可能です。
みなさんも、タスク管理、バケットリスト等々目的ごとにアプリを使い分けていて、スマホにいろんなアプリがダウンロードされていることも多いのではないでしょうか?
そんな時Notionを使いこなせば、目的ごとにアプリごとに使い分ける必要もなく、Notionだけで完結させることができるのです!
all-in-oneと呼ばれるゆえんはNotionにはメモアプリに加えExcelの「表」のような機能も持っているためです。この機能のおかげで普通のメモアプリとは一線を画した使い方ができるアプリとなっています。
この記事では、その「表」のような機能含め、単なるメモアプリを超えたNotionのいいと思うところをご紹介します。
メモアプリとして完成度が高い
Notionの良いところ1つ目はなんといってもメモアプリとしての完成度が高いことです。
私がNotionを使い始めた時はすぐにその使いやすさ、メモの綺麗さに驚きました。
特に良いと思うところを以下に列挙します。
- クロスプラットフォームなので、PC、スマホから同じメモを編集できる。
- テキストだけのメモではなく、目次、画像、区切り線、表、トグルメモ、チェックメーク、引用などの「ブロック」と呼ばれる機能が使える。
ブロック一覧
- ブロックの追加しやすい。ブロックの種類ごとに一覧から選択するだけなので、開発者ではない人も簡単に使える。(ブラウザ版、デスクトップ版ではブロック追加のショートカット有)
ブロック追加画面
- ブロックは左右に移動しないので、デザイン崩れが起きずらい。 (私は今までOneNoteにメモを記載していたのですが、テキスト欄が左右上下にずれたりしてデザイン崩れに悩まされていました。)
- 画像も自動的にリサイズされて表示されるので挿入してもデザインが崩れない。
画像を文章中に挿入
- 検索機能が強力。ページ内の検索はもちろん、ワークスペース全体からキーワードやタグで素早く検索できる。
検索画面
- 1ページごとにカバー画像とアイコンを設定できるためページの視認性が高い
カバー画像追加後
これらの特徴でメモを綺麗に取ることが可能になっています。
これら紹介した機能はNotionを使い始めたらすぐに実感できると思います!
Notionのデータベース機能が使いやすい
データベース機能とは、その名の通りデータを溜め込んでいける機能なのですが、冒頭で紹介したExcelの「表」機能のようなものを指しています。
Excelの「表」機能のように行、列があり、列にはデータのプロパティが設定できます。データが1件増えると1行追加される。といった具合です。
このプロパティは自分の好きなように設計でき、管理したいデータごとにデータベースを作成できます。
また、データベースは表形式で行列表示できる以外にもいくつかの表示形式があります。
たとえば、カード表示、タイムライン表示、ボード表示などです。
このデータベースプロパティの自由設計と、その表示形式を選択できるおかげで「他のアプリを置き換える力がある」という点に繋がってきます。
たとえば自分の料理のレシピを管理したいと考えたとします。
そしたらまずデータベースのプロパティで「料理名」、「カテゴリー」、「カロリー」、「調理時間」などを自由に設定して、その後データベースを「ギャラリー」の表示形式で設定します。
プロパティを設定した空のデータベース
データベースの表示方法をギャラリーに変更
その後何件かレシピを追加します。データベースで管理されるデータはページでもあるので、ページ内のプロパティに「料理名」、「カテゴリー」、「カロリー」、「調理時間」を入力して、ページ本体に材料や、調理手順を記載します。
肉じゃがのレシピページを作成。カバー画像も設定。
すると、レシピ一覧がカード形式で表示され、見やすく、検索しやすいレシピ管理ページができました!
レシピがカード形式で表示された
これはもはやレシピ管理アプリと呼んでも遜色ないと思いませんか?
むしろ自分でプロパティを設計できるので、出来合いの料理レシピ管理アプリより自分好みにカスタマイズしやすく、使いやすいアプリになったと思います!(プロパティは後から変更したり、追加したりも可能です)
こんな形で自分が管理したいデータをうまく設計できればNotionデータベースを1つのアプリのように使えることができるんです。
他にも実現しやすいところで言うとTodoリストの管理、日記などが挙げられます。
Todoボード
日記
Notion APIを使うと外部ツールと連携してデータ追加を自動化しやすい
Notion 公式サイト( https://developers.notion.com)より
これまででも十分にNotionのいいところを理解していただけたと思いますが、さらにNotion APIもかなりおすすめです。
APIとはあるサービスへのプログラムによる接続口のようなものです。
つまりNotion APIを使ったプログラムを実行することで、自分のNotionのメモやデータベースにメモを追加できたり、データを追加できるようになると言うことです。
このNotion APIを使うプログラムを外部ツールで事前に作成しておいて、後で実行しやすい状態にしておくとよりNotionにデータを追加しやすくなります。
さらに、データを追加しやすい状態にしておくと、データの管理自体が長続きする可能性も期待できます。
たとえば、TodoリストをNotionで管理しているとします。
何か新しいTodoを追加したいなと思ったら、Notionを開いて、Todoページまで移動して、データベースに新しくデータを追加して〜といった3段階程度の作業が必要だと思います。
この場合、もしかしたら次第にNotionを開くこと自体が面倒になってTodoリストの管理をやめてしまうかもしれません。
これを外部ツールでボタンひとつでTodoリストにデータを追加できるように自動化しているとしたら今までの方法より遥かに便利で長続きすると思いませんか?
実際私はiPhoneでボタンひとつ押下するだけでNotionで管理している家計簿にデータを追加できるようにiPhoneの「ショートカット」アプリで設定しています。
ショートカットを実行し、いくら使ったか入力します
続いて、支出のカテゴリを選択します
ショートカット実行後、家計簿テーブルにデータが自動で追加されています。
これが便利なおかげで家計簿の管理が長続きしており、もはや早く家計簿にデータを追加したくなっています(笑)
プログラムはちょっと苦手だから自動化なんて自分に関係ないかなと思った方ちょっと待ってください!
プログラム自体をコーディングしなくても、「ショートカット」アプリではプログラムのような挙動を実現可能です。
詳細は別記事で解説する予定なので是非確認してみてください!
「ショートカット」アプリとは?
iPhoneで実行可能な一連のアクションを事前に登録しておいて後から実行することができる機能です。
基本的にはiPhoneでできることをアクションとして登録できるのですが、APIとやりとりするアクションも設定可能です。
まとめ
この記事ではNotionが使いやすい理由を以下3つの点で説明しました。
- メモアプリとしての完成度の高さ、使いやすさについて
- Notion特有のデータベース機能の使いやすさ、応用のしやすさについて
- Notion APIを使うと外部ツールと連携してデータ追加を自動化しやすい
この記事を見てNotionっていいな、使ってみたいなと思ってくれたら幸いです!